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AhrefsのトラフィックとGA4が違う理由|比較の手順

マーケティング3分

Ahrefsのオーガニックトラフィックは、検索順位、検索ボリューム、推定CTRなどから計算したGoogle検索の月間クリックの推定値です。サイトで計測した実際のアクセス数ではないため、GA4やSearch Consoleと同じ数値にはなりません。Ahrefsの計算方法

差があることだけで、計測が壊れたとは判断できません。競合を調べる数字と、自社の成果を測る数字を分けて使います。

比較する前に、何を数えた数字か確認する

確認するデータ 主に答える問い 混同しやすいもの
Ahrefsの推定トラフィック 同じ条件で見た競合の規模や変化 自社サイトで実測した訪問
Search Consoleのクリック Google検索から自社へのクリック 他の流入元や、サイト内の全行動
GA4のセッション サイトで計測された訪問のまとまり 検索結果で発生したクリック
GA4などで定義した成果 登録、問い合わせ、購入など SEOツールの需要・流入の推定

GA4では、集計する指標に加え、流入元の範囲も確認します。全流入のセッションと、Googleの自然検索だけの推定を並べると、対象まで異なります。GA4のトラフィック獲得レポート

設定から確かめたい場合は、Search ConsoleとGA4の始め方を使ってください。

2026年のモデル変更で、増減の理由が変わる

Ahrefsは2026年9月29日の更新案内で、検索結果の構成を反映するAdaptiveモードを説明しています。従来のStaticモードと、同じ条件で比較したか確認してください。更新案内

APIでは2026年9月4日にSite Explorerの traffic_mode の既定値が static から adaptive へ変更されました。従来の方式を続ける場合は traffic_mode=static を明示する案内があります。API変更履歴

さらに、検索ボリュームの月次値と、過去12か月の平均値では推定が変わります。月次値は季節や話題の変動を見やすく、平均値は変動をならして見る用途があります。検索ボリュームの選択肢

モデルやボリュームの選択が変わった直後は、増減のすべてを順位変動や施策の成果に結びつけません。

数値の差を調べる順番

  1. 指標名を写す。「トラフィック」だけでなく、推定クリックかセッションかを書く。
  2. ドメイン全体、サブフォルダ、単一URLのどれを見ているか確認する。
  3. 国・地域、期間、流入元、集計の粒度を記録する。
  4. Ahrefs側のモデルと検索ボリュームの選択を記録する。
  5. 自社の実測では、対象ページや検索語ごとの変化を確認する。
  6. 差を数値合わせで埋める前に、どの判断へ使うデータかを決める。

たとえば「自社のGA4全流入」と「競合のAhrefs推定自然検索」を比べても、同じ土俵にはなりません。競合比較は両社をAhrefsの同じ条件で見て、自社の改善効果は自社の実測で見ます。

競合調査から、直すページを決める

競合の推定が大きいだけでは、同じ記事を書く理由になりません。流入が見込まれるページが何の疑問に答えているかを読み、自社が答えられるか確認します。

観察 自社での確認 次の判断
競合に比較ページがある 顧客が同じ比較をしているか 選び方の説明を既存ページへ足す
季節で推定が変わる 自社の検索表示や販売時期も変わるか 更新時期を検討する
競合が情報記事で流入を集める 自社商品への次の行動があるか 流入規模だけで優先しない
自社の推定だけが急に変わる モデル、対象URL、実測の変化 原因を切り分けてから改訂する

題材を選ぶ段階では、自社データからブログのキーワードを選ぶ方法を併用します。AI回答での言及・引用を見たい場合は、Brand Radarの指標が別の問いに答えます。

比較条件をAIへ渡すテンプレート

SEOの推定値と自社の実測を、用途別に整理してください。

各データのツール名、指標名、対象URL範囲、国・地域:
期間、流入元、集計の粒度:
Ahrefsのモデルと検索ボリュームの選択:
比較したい事業上の問い:

条件がそろう比較と、そろわない比較を示してください。
推定値を実測値へ置き換えたり、不足する数値を補ったりしないでください。
次に確認するページ・検索語・設定と、その理由を示してください。

まず同じレポートに、指標と比較条件の注記を付けます。商略AIでは、連携したSearch Console・GA4のデータや、入力した集計をもとに改善を相談できます。Ahrefsの集計は自分で用意し、推定と実測を区別して渡してください。